Public Affairs Healthcare Forum 2022を12月9日(金)に開催
一般社団法人 日本パブリックアフェアーズ協会(東京都港区、代表理事:増田寛也)は、2022年12月9日(金)にPublic Affairs Healthcare Forum 2022「緊急セミナー どうなる『かかりつけ医制度』~『全世代型社会保障』の目玉政策で日本はどう変わるか アカデミア・元厚生労働事務次官・臨床医の視点から医療現場・医薬品・医療機器業界への影響に迫る~」と題するウェビナーを開催致しました。
冒頭では、当協会理事の酒井光郎より協会概要及びパブリックアフェアーズ活動の最新の活動実績をご紹介。その後、規制改革推進会議医療・介護ワーキング・グループ専門委員を務めた日本医療伝道会衣笠病院グループ相談役 武藤正樹氏より『コロナで変わるかかりつけ医制度』をテーマに、制度化において重要になるポイントとその理由などの基礎的概要についてご講演賜りました。そして、日々臨床現場でご活躍されている在宅医 医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長の佐々木淳氏より『医療現場の課題とかかりつけ医制度への期待』をテーマに、臨床現場の有する課題とそれへの対策としての制度への期待についてご講演を賜りました。
パネルディスカッションでは、モデレーターを当協会理事の岩本隆(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授)が務め、『産業界への影響』をテーマにディスカッションが行われました。元厚生労働事務次官である吉田学氏による「かかりつけ医機能」制度化の現状に関するオープニングリマークスを皮切りに、医療産業分野に対して「かかりつけ医機能」が及ぼす経済的影響、ヘルスケア産業の今後の方向性等について、聴講者からの質問も交えながら具体的な議論が行われました。
当協会では今後も、市民、政治家、行政が参加するオープンな議論と政策検討の場を用意する「パブリックアフェアーズ活動」の概念普及を推進し、政府機関だけでは解決策を考察・実行することが困難な社会課題に対し、民間の活力と叡智を取り入れた解決策を提供していくための議論や研究を行っていきます。
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