Public Affairs Healthcare Forum 2021を2021年10月27日(水)に開催
一般社団法人 日本パブリックアフェアーズ協会は、2021年10月27日(水)にPublic Affairs Healthcare Forum 2021「ポストコロナ時代に求められる医療・介護・ヘルスケア分野の規制改革〜政策連携によるビジネス創造で挑む2025年/2040年問題〜」と題するウェビナーを開催しました。
冒頭では、当協会シニアポリシフェローの双津森雄より協会概要及びパブリックアフェアーズ活動の最新の活動実績を紹介。その後、規制改革推進会議医療・介護ワーキンググループ専門委員を務めた日本医療伝道会衣笠病院グループ相談役 武藤正樹氏より『規制改革推進会議と医療介護DX』をテーマに基調講演を賜りました。そして、一橋大学大学院経済学研究科教授 佐藤主光氏より『コロナ禍が露呈した規制の弊害:オンライン診療・スイッチOTC等を例に』、慶應義塾大学総合政策学部教授 印南一路氏より『一気通貫型オンライン医療』をテーマとして医療・介護・ヘルスケア分野における「これから」の規制改革の動向や注目すべきトピックをご講演頂き、経済産業省ヘルスケア産業課長 稲邑拓馬氏から『健康寿命の延伸に向けたヘルスケア産業の創出』をテーマに「医療に係る規制の外の世界」としてのヘルスケア産業の創出に向けた取組についてご講演頂きました。
最後のQ&Aセッションでは、モデレーターを当協会理事の岩本隆(慶應義塾大学大学院経営管理研究科特任教授)が務め、聴講者からの質問を踏まえ、医療・介護分野において更に規制改革が必要な分野やヘルスケア産業の今後の方向性等について、さらに具体的な議論が行われました。
当協会では、今後も、市民、政治家、行政が参加するオープンな議論と政策検討の場を用意する「パブリックアフェアーズ活動」の概念普及を推進し、政府機関だけでは解決策を考察・実行することが困難な社会課題に対し、民間の活力と叡智を取り入れた解決策を提供していくための議論や研究を行っていきます。
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